2010年06月30日

運の良いピアス 続編



<前編あらすじ>

で、一度なくしてしまって踏んづけられてしまったピアス。元の通り私の耳に戻って1週間。最後の力を振絞って何とかしがみついていたポストがタオルというあまりに力強い暴挙によって本体と引き裂かれる。


育ちの良いピアスは一度生まれた場所に戻りもとの姿に戻って再び私の耳に帰ってくるが・・・。


詳しくは ココ  




むしむしと暑い梅雨のある日、私は弔事に出かける用事があって喪服に着替えていた。真珠のネックレスをして、ピアスも真珠にしようかなと思ったけれど、鏡台の右側の引き出しを開けて、ごちゃごちゃの中を見たとき、探すか?と鏡で自分の姿を見た。ピアスをしていなかった。あ、そうだ、ピアスしてなかったっけね。まあ、アレコレつけなくてもいいことにしよう。と思ってそのまま出かけていった。



暑い暑い暑い。

しかも10数年前に買った喪服は腕周りが少しキツイし、日焼けどめのクリームちゃんとしてくればよかった。日傘とか。




少し早めについて椅子に腰掛けて何の気なしに右手で右耳を触った。



あ!!!!ピアスしてきちゃった!!!!


って アレ??




あ、あれ?さっきピアスしてないこと、確認しなかったっけ?

そうよ、ピアス、真珠のにしようかなあって思ってでもやめて、



と一瞬に考えながら左耳を触ると確かにピアスはない。



なくした。




どうやらピアスをなくした。

真珠のネックレスをつけてもらったとき、義母は何も言ってなかったけどあの時はピアスしてたのかしら?

そもそも起きた時ピアスしてたのかしら?

昨日のお風呂かね?

それとも昼ねの時?


そう、とうとうやった。

ぜんぜん分からない。探しようがない。あの、運の良かったピアスも今回はもう駄目だ。


とにかくもう私は覚悟を決めた。

大事なピアスだったけれど、とうとうなくした。

いつもしていたから「大事に」しまっているピアスよりも災難に遭う回数が多いのはしょうがない。

片方だけのピアスを黒いかばんに入れて、うわわんと響くような読経を聴きながら、まるで、私の失くしてしまったピアスも葬られていくような気がした。



って物語風に書いて見てなんだか少し寂しくなったんだけれど・・・・。



家に帰ってきた。暑い暑いと言いながら、塩の粉末をちらちらこぼしながら喪服を脱いで、ピアスなくしちゃったーと義母と話していた。洗面所とか見てみたー?うん、さっき手を洗ったとき見たけどなかったしー。


ま、下着でいるのもなんだから着替えてくるわー


と寝室へ行ってサンドレスを箪笥から出そうと思ってベッドの向こうへ回った時だった・・・。




・・・・・。



・・・・・・・・・。




あった。


ベッドのど真ん中よりも少しだけこちら側にピアスが落ちているではないか・・・・。




あったー!!!!!!!!!




どでかい声で叫んだ。

義母があったのー?良かったわねーと叫んでいる。

なぜココに???


とりあえず下着のままキャッチの方を探しまくったけれど、キャッチは見つからなかった。


でもいい、とりあえず本体さえあれば、キャッチはあのキャッチこのキャッチ代えはいくらでもあるのだ。



サンドレスを着て、そして義母にピアスの本体が見つかったこと、キャッチはなかったことを報告した。



「ふーん。その かっち、っていうのはどういうの?」


うんとねー、

と言って無事だった方のキャッチを見せた。

すると



「・・・・。

その、コロンとしたやつね、見たことあるね

何か部品だなあって思ったんだけどわかんないから、捨てたわ。でもそれゴミ箱の中にあるはず。」



義母は居間のゴミ箱を広げて探し始めた。

私も探した。

なかった。


「じゃあお母さんの部屋だ。」


義母の部屋のゴミ箱を広げた探した。




あったーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!




私は年中義母の部屋でごろごろしているので、その時に外れたんだろうと思う。

そしてピアスの本体をつけたままいたんだけどなんか寝てる時か着替えたときかにベッドの上に落ちたのだろうと思う。



そうやって、このピアスは再び両耳そろって今も私の耳を飾っている。

着物生活をしているけれど、小さなピアスなのであまり気にしないでつけている。




どうでもいい話を、2回に分けて書いた。

どんだけ暇なんだ?

こんな暇あったらもっと仕事せにゃならんのに。




お付き合い頂いた方、どうもありがとう!

そうそう、そんなこと、あるよね、そんなこと、思うよねって思ってもらえたら嬉しいです。

こなつ





posted by 夏 小奈津 at 13:02| 着物生活以外の諸々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月29日

運の良いピアス

運の良いピアスというのがある。

あ、これはいわゆる、このピアスつけてるとなんかいいことあるんだよねー とかっていう都合の良い話ではなくて、このピアスはなくなったと思うとなぜかかならず見つかる、というピアス的に運の良いピアスの話。



色々な方がいらっしゃると思うけれど、私はピアスはずーーっと付けっぱなしのタイプです。

寝るときもお風呂入るときもいつも(同じ)ピアスをつけていて、髪を洗ったとき拭いた時寝ている時、あ!と危ない事は何度もあった。だけれどそれでもお風呂の前、寝る前にピアスを外すということはない。時々飽きたかなと思えば取り替える。


これまでのピアス人生で20歳からなので15年間、もうすぐ16年になるけれども、ピアスをなくしたことは片手で足りるくらいだけれどあって、ピアスのキャッチの方にいたっては数え切れない。

そのどれもこれもが、冬場、あのマフラーという曲者のせいでなくしている。

マフラーを取るときとかにどうやらなくしたんだな、という分からないけれどそれ以外に思いつかないような感じでなくした。帰ってきたらピアスが片方ない。車に乗ったらピアスが片方ない。


そんなことで案外一番ネックと思われるお風呂、髪の毛を洗う、寝ているうちに、と言う事はかつてなかった。危ういところでいつも「おっと!」となる。


で、運の良いピアスなんだけれども。



まず、初めてなくしたのは実家でだった。

ピアスをいじるクセがあるんだと思うんだけれど、あれ?って思ったらキャッチがポロっと落ちてきた。え?っと思って耳を確認すると本体はない。服をばさばさしたり、その辺りをあっちみたりこっちみたり。てか、キャッチだけでウロウロしてたよね、あたし?キャッチ、私の耳たぶの裏にはり付いてた??



もう見つからないだろうなあ、と思った。どこでなくしたのかたんと思いつかない。実家はベッドではなくて敷布団なので敷布団があった周りとか洗面所とかトイレとか色々見て回ったけれど見つからない。しかもその日、もう掃除機をかけてしまったあとだった。

多分掃除機で吸ってしまったんだな・・・。

出かけたあの時かもしれないし・・・。


ところが諦めて帰り支度を始めた時に廊下で西日を浴びてピカリと光るものがあった。アレ?まさかと思いながらもやっぱり目は探していたので近づいてみると廊下の端っこに落ちているのは、ピアス?そういえばさっき何か金具状のものを踏んだような感触があったが・・・まさかあたいが踏んだ・・・?


で、その日は無事両耳にピアスをして帰ってきた



それから1週間ほど経ったある日の事。

シャワーを浴びて髪を拭いていると、なにかささやかに床に当たる音がした。ふと洗面台の鏡で耳を見るとピアスがない。洗面所の床の上を探して洗濯機の陰に隠れているピアスを見つけて拾い上げた。気づいてよかったーっと胸をなでおろした時、手のひらにのったピアスの姿に愕然とした


えっと・・・・



ポスト(耳に通す部分ね、)は、どこ???




そうよ、そう、キャッチはどこに行ったのよ???

そう思って耳の裏に手をやると、キャッチがそこにある。

とってみると、ポストはそこにしっかりと嵌っていた


つまり、ピアスの前面だけがポロリと取れたってこと?


多分実家で踏んづけたのだ、確かにあの時。

そんで、ピアスのポストは少しひしゃげてたのかもしれない。

そして今の今、もう、駄目って・・・

なんか良く分からないけど、とにかくその1週間の間ピアスはどうにかこうにかつながっていたらしいのが、何かタオルとかで引っ掛けてしまったその力でポリっとなってしまったらしい。



幸いな事にそのピアスは、保証書付きのピアスだったのでお店に持ち込んで直してもらう事ができた。

ほんと、気をつけよう。



これだけでも十分運の良いピアスだと思っていたのが、奇跡はまたおきたのだ。



長くなったので続きは次の投稿で。



今日もどうもありがとう!

こなつ





posted by 夏 小奈津 at 18:48| 着物生活以外の諸々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

帯留は

とても素敵な三分紐を見つけたので、たまには帯留もいいなあと思うようになった。

私は帯留はやらない。

子供を抱っこするのに邪魔だなあと思っているからだ。

私はピアスをしていて、それはアリなんだけれど、ずっと肌身につけていたペンダントも子供を産んでから取っている。どちらかというとアクセサリーが大好きな方だけれどあれこれ考えるとピアスがせいぜい。


抱っこする時は帯留をぐるっと後ろに回せばよい、と先輩のブログにあったけれどそうね、そうかもしれないがついつい抱っこしちゃった子供の足にがりってことはないのかな?とか子供にがりりってもぎ取られることは?とか色々考えてしまう。


義母もアクセサリーをつけない人だ。

義母の場合は若い頃ずっと着物を着ていた人だったので、そのせいもあると思うけれど、イヤリングも指輪もつけたところは見た事がないし、せいぜいネックレスをたまーにつけるくらいだ。それも本当に今日のコーディネート、寂しすぎるね、って時に「つけるか」、という感じでつける人。


そんな義母も帯留は何個か持っている。多分3つ。

ダイヤモンドの細い帯留は帯締め入れの中にポンと放り込まれているのでどんだけ無防備なのかと言った事があったけれど、だってそれ、帯締めするときに使うんだからと言って結局そのまま。しかも帯締めの入れ物はなにかワイシャツか何かが入っていたような厚紙で出来た箱だ。


義母はあまりモノを欲しがらない人だけれど一度だけ「これ、ずっと欲しいなあと思ってるの」と言ってたものがあって、それが鳶口を模した帯留だった。浅草の銀細工屋さんの前のウィンドーだった。

何度か浅草に足を運んだ時、それが売れ残っていたので、娘が生まれた年の誕生日にあれをプレゼントしよう、と夫とプレゼントした。



私は可愛い三分紐を締める為に帯留を探したけれど、コレいいなあと思う帯留もなくて結局そうこうしてたら三分紐も売り切れちゃいそうだ。

これ、いいわ、と思う帯留に目が留まっていつまでも思い続けてしまう日もくるのかどうか。

帯留って少し「着物経験値」が上がってからかなあって勝手に思っている。



ありがとう!

こなつ




posted by 夏 小奈津 at 18:47| 着物と物欲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月25日

浴衣な毎日。

「箪笥その8」を更新しました。



ウールの着物は全部洗って仕舞い終わりました。

綿とサマーウールだけ箪笥の下に待機中ですが暑いから殆ど着ないです。

6月は特に出かける予定はなく、というか一回あったのですがその日はジーパンでお出かけしました。どうしても単の着物が欲しかった、という事もなく、結局は涼しい日にサマーウールを着てすませて、もう6月も終わります。あと一週間すればもう絽を着れるから、リサイクルショップで買った絽を箪笥に出します。


袷の後始末、してないのでチェックしないとなー・・・着物生活にこういうマメさが絶対必要なのに私にはない物でもあります。



最近柄足袋を履きません。

なんとなく暑苦しくない?そんなことない?私だけかな?浴衣にも白い足袋を履いています。出かけてきて暑い〜って時は足袋を脱いで素足になります。


下着はもっぱら浴衣スリップです。上と下がくっついているってすばらしいわね。一枚で済むのって腰がもたつかないし着替えるのもラクチンだし。浴衣スリップは一枚しか持っていないのでもう一枚買うかもしれないです。でも、それよりも絽と縮れの肌襦袢を買うことにしました。義母がこの間出かけたときに着てた綿絽の肌着、本当に涼しそうだった。



まとめ


6月はすでに浴衣。

浴衣スリップ または 晒しの肌着と裾除け

帯は前半は袷の帯、後半は単の半幅帯デビュー


5月6月のお出かけは

サマーウール + お太鼓 (袷でも白っぽい帯、後半は単の献上帯、絽の帯をしちゃいまいました。)

人から見て暑そうなのが一番やだし。


7月8月はもちろん浴衣。

お出かけは黒い絽一枚で乗り切ります。帯は単、絽の献上帯とポリ絽のピンクの帯です。



今年の夏の終わり呉服屋さんでいいのがあれば、単か絽をもう一枚作りたいなあ。

あ、でも綿のふだん着ももう一枚欲しいなあ。



読んでくれて、どうもありがとうね。

こなつ





posted by 夏 小奈津 at 18:16| 箪笥の中身 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月24日

雨の日の草履



雨の日の草履、って言っても、爪皮のついた例のあの草履のことを話そうとしているわけではなくて・・・。




えっと、今は6月ですが普段その辺をウロウロするときにはいている履物です。
お見苦しくてすみません・・・。


ふだん着物宣言〜在宅勤務・育児・お針あそび・読書の日々〜




右側が近所の呉服屋さんのワゴンでかった980円の下駄。裏側がぼろぼろです。吉祥寺菊屋 という雑貨屋があります。駅ビルだとか、テナントビルとかに時々入っていて、ちょっとオシャレな雑貨が割合とお手ごろな価格で売っていて、食器なんかも可愛いし安いし一人暮らしのときはウキウキと買ったりしたものでした。そこで、安い下駄を買ったことがあり、ずーっとそれを履いていたのですが(その下駄は ココ )裏側もぼろぼろになってきたし、1000円で買えるならボロの下駄を履いている事もないなあ、と思って買い換えたのですがこれがまた結構な早さでボロボロ・・・。


そして右側がいわゆる祭洋品店で1200円とか1500円とかもしかしたらもっと安く買えるトコもあるかもしれないんですけれど、イグサ表のスポンジ底と言われる類の草履ですね。

この時期は素足で履いたりすると気持ちよいのです。





で、冒頭の話に戻ります。

雨の日に履く履物といえばもちろん長靴!、ぢゃなくて、着物を着ているので通常は爪皮がついた草履を履けばよいわけなのです。めっちゃ高い、って訳でもなくて4000円前後で買える。もしかするともっと安いのもあるし、爪皮だけ売っている時もあってこれは2000円切って買えるので、ぶっちゃけ、買っちゃえば?つうはなし。


だけど、いいの。私。雨ばかりふって困るわけじゃないし、雨降ってる時は出来るだけ出かけないし出かけてもすぐそこで済ますようにしているし、どうしても遠くに出かけないとならない時も換えの足袋持って出かけて頑張っている。


それならなんで雨の日の草履の話をしたいのか?


雨の日は外出を避ける、極力避ける、でも、着物を普段着にしていてもしていなくても、小雨が降っていたり、あるいは雨が上がったばっかりで道が濡れているとき、ちょっとそこまで行く っていうのは避けて通れる訳がない。

そこで、私にとっての雨の日の履物っていうのは、つまり、上記のような時に履く履物、という事になるわけです。



で、さらにお見苦しい写真を失礼しますけれども、


ふだん着物宣言〜在宅勤務・育児・お針あそび・読書の日々〜



これがね、ポイント。

ご存知の方もすでにいるでしょうけれども。私、気づいちゃったのでもうどう?どう?って感じであごをつんと上に向ける感じで言いたい。


左の下駄、いわゆる「舟底下駄」ってやつで、歩き易いけれど歯と地面は近い。厚みがあるならよかったのかもしれない。鼻緒を結んでいる紐がありますね?あれがね、曲者。地面が濡れていると、たとえ上から濡れなくてもこの鼻緒の紐が地面の水を吸うのです。えーーー?敵はそっちからー?って。


で、右の草履。

こんなに安さ丸出しで、どっちかっていったら「あれよ、祭の日いちんちしか履かねーから。つか、履きつぶしちゃっていいから」って江戸っ子の声が聞こえちゃう位の代物なんだけれど、これが優れものなわけよ。雨、通さない。すっごく守りが堅い。


なのでイグサって雨に弱そうなんだけど、そこは自分の足の裏が守ってるわけで、私の足の裏はこの草履が守ってくれるっていう素敵な相互協力関係。



イグサって夏物のイメージなんですが優れもんなので冬も越したいな〜!!



独り言?読んでくれてどうもありがとう!

こなつ





posted by 夏 小奈津 at 18:42| キモノな毎日〜雑録〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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