2010年10月28日

おばあちゃんが娘に選んだ着物は <着物と私 2> 毎日着てしまおう





おばあちゃんが娘に選んだ着物は <着物と私 1>
 では私が着物を好きになったのはどうしてだったのか振り返ってみました。




今日はどうして毎日着物を着るようになったのか、考えてみます。





この時代に着物を着て生活しようとしている人たちが、どうして着物を着るようになったのか、って多分いろんな理由があると思うんです。


私は小さい頃から着物を見るのが好きだったけれど、なかなか着物を着る機会はありませんでした。成人式にも着なかったんです。友達の結婚式に着られるといっても番度美容院に行ってお金をかけて着付けをしてもらうのか?と。結局、夏のお祭りの浴衣くらい。でも浴衣を着る事が出来れば着物は着られるのだ、という本を読んでからそうかもね、と思って着てみようと思いました。




着物で生活する、ちょいちょい着物を着る生活をする、もしそうしてみたいと思うなら必要な物は「決意だけ」だと着物生活の先輩のどなたかが言っていましたがその通りだと思います。




さあ、着てみよう。


だけど、まずはお金もないしどこで仕入れていいか分からない、とかく呉服屋には行きたくない。


だから 「おかあさーん!着物ない〜?」 と言うところから始まるんだなあ。


それでも皆さんずいぶん素敵な着物が家にあったものよのーっって色々なかたがたのブログや本を読むと本当に羨ましくて仕方がない。あたしもああいう着物が欲しい、こういう着物が欲しい、って思いました。(あ?いまもか?)






結局嫁に来た所に着物二竿の義母がいて、縁を感じます。(笑)


何も分からない頃に集めた着物類は大半を処分してしまいましたが、とてもよい勉強代だったと思っています。裏地が付いている着物、付いていない着物。着る時に着易いもの、着にくいもの。夏の着物。正しいとか正しくないとかではなくて、好きとか嫌いとかそういうレベルでもいいので種類に触れた事が、いい経験だったなと今は思えるからです。着物をよく分かっている義母やよその人からみたら眉をひそめるような物でも自分なりに好きで着ていた時代があってそんな無茶な時代もあって良かったなあと思います。




いい年になって結婚して義母や義母の友人達の前で着るのは憚られると思うものは自分としても本位ではないし、義母に相談しながら処分しました。


そんな中やはり血筋から来た着物はたとえ気に入らなくても捨てられるはずがないので結婚して5年、プラスチックの衣装ケースの下のほうに重ねられていたのでした。






今年の1月から急に着物生活を始めました。それまでもちょいちょい着物を着たくなったと言っては着物を着たりしていました。「たまに、着物」です。出かけるときだけではなく、家にいる時もたまには着る。


でも外に行く時は義母にきちんと着付けてもらわないと出かけられないし。





ふだん着物宣言〜在宅勤務・育児・お針あそび・読書の日々〜










それがなんだか急に「毎日着てやる」という決意をしてしまいました。






どうしてそんな決意をしたんだろう。


多分、その前の年の秋深まる頃に流産をしてしまって、とてもショックだったのです。周りの人たちは一人いるんだから、と言うけれど、私は子沢山が夢だったし、やっぱりお腹で育てられなかったんだなあと思うとなんとなく自分の体がいけなかったんではないか、と悲しくなりました。


着物を着る事によって冷え性が解消し、子どもに恵まれた、不妊症が治ったみたいだ、というような本やブログを読んで何となく自分も!って思ったのかな。そういう気もします。




娘を産んでから状況も許すので、自宅勤務にしてもらっています。娘の授乳も終わり、次の子を妊娠した(流産したとしても)事で娘だけに掛かりきりにならないといけない時期は終わったという区切りが付いて、着物=動きにくい、危ない、と責められることもないんではないか。いつかは「毎日着物」で暮らしたいと思っていたことを実現できる、今がそのチャンスかも!という周りの状況が後押ししてくれたのかもしれない、そういう気もします。






まだまだ続くよ


こなつ







posted by 夏 小奈津 at 23:26| 着物と物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月27日

「庭とスコップと地下足袋と私」

庭を造ったは良いが、殆ど義母が手入れをしているので、義母が調子悪くなるととたんに荒れるのであった。

ぼっさぼっさだったので、先日は実家の父が手入れに来てくれた。小雨が降る中だったので、病み上がりでもあるしちょっと心配。時間もなかったので切った枝をそのままにしてもらって夕食を一緒にした。


そんな訳で今日は庭仕事。切り落とした枝を拾って集めて、それからどくだみと雑草を抜いたり。



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庭は飛び石やら砂利やらで歩きにくいので今日は地下足袋。

この地下足袋はお祭り用品(または土建作業用の?)地下足袋。Sousou足袋 はカワイイけれどお値段もするしね、って思ってたら裏地に柄が付いたちょっと小粋な地下足袋を見つけたので着物生活を始める数年前に買い求めた物です。

スニーカーみたいに履いてたんだ。

雪の日に履いたり、意外と便利。


着物はいつもどおりだけれど少し短めに着て、汚れても惜しくない手作りの前掛け。小花プリントの薄いもの。

それからタスキ掛けです。


ああ、疲れた。



今日もお付き合いありがとう!

こなつ



posted by 夏 小奈津 at 16:07| キモノな毎日〜雑録〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

ウールの着物もソ○ラン♪

雨降りだけれど出かける用事があったので歯下駄を履いて出かけた。


リサイクルショップで買ったウール。

リサイクル品だし確かに少しは虫食いも少しあるけれど、多分洗ったことがないような真新しい感じのウールで、ぴんとしている。いつも着ているウールは家で洗ったことがあるせいだと思うんだけれどもっと肌触りも着心地もやわらかく、悪く言えばテレンとしているみたい。

この辺は多分好みだろうけれど、私はやわらかい方が好き。



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帯は義母からもらった単の織り帯。使いやすくて大好き。

着物から一色取ってショッキングピンクをあわせたけれど、どうもこの帯締めは短い。


このウールも洗おう。やわらかくして着てみたい。


今日もありがとう!

こなつ

posted by 夏 小奈津 at 21:47| キモノな毎日〜雑録〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月25日

着物で歯医者さんへ行く

小さい頃から歯磨きはきちんとしているのに虫歯になっちゃう方です。

詰め物の下が虫歯になっててこの夏に直したばかりでそんなこともあって本当はどこもかしこも虫歯なんじゃないかと疑心暗鬼になっています。「そういやココが痛い、あそこが痛い」

でも疲れや体調なんかで歯が痛むという事も確かにあるようで、見てもらっても見てもらっても「虫歯じゃなさそうです」と言われてしまいます。


近所に新しく出来た歯医者さんが、とても綺麗で最新機器が揃っていそうだし、なんでも「丁寧よ〜」という噂だったので行って見ましたがそれはそれは大きなレントゲンの機械に入ったもののやっぱり虫歯じゃなかった。

時間ばっかり掛かって・・・



歯医者さんに着物で行っちゃいました。

別にどってことなかった。

お太鼓結びだったけれど痛くも苦しくもない。

衛生士さんが 「いつも着物なんですか?」と聞いた。

「そうです。」

「椅子を倒しますが、苦しかったら言ってください。」


大丈夫ですよん!




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↑先日の疑わしいコーディネートのあとなのでいかにスッキリきこなすかにこだわった。


ただ、寝転ぶのでお太鼓が心配で、終わったあとにお太鼓を直していたら、待合室にいたおばあちゃんが

「どれ、見てやろう」と言ってみてくれて直してくれた。



今日もありがとう!

こなつ

posted by 夏 小奈津 at 22:09| キモノな毎日〜雑録〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おばあちゃんが娘に選んだ着物は <着物と私 1> 着物が好き


昨日の日記に着物生活を始めて「さすがおばあちゃんだ!」と思う事がある、と書きました。それについて書こうと思ったら、私はどうして着物で生活する人になったのか、ちょっと振り返ってみたくなりました。


今日はどうして私は着物が好きなのかを考えてみます。




私が着物を好きになったのは、私の母方の祖母が和裁士だったからではないかと常々思っています。私の父方の祖母は私が生まれる前になくなっていますがやはり着物の人だったと聞きます。その当時は珍しくないですね。父は8人兄弟の末っ子で母親に可愛がられて育って少しマザコンなので(笑)やはり和服が(和服の女性も)好きです。


私の義母は小さい頃から日本舞踊をやっていたので和服の人ですが、私の実母は洋裁学校を出て洋服が大好きでむしろ着物は苦手な方です。




というのが私の着物を着る人血統バックグラウンドです。




私の着物は殆ど義母から譲ってもらっている物ですが、ウールなどは私がリサイクルショップで数百円で買ったり、近所の方に「着物好きなら着て〜」といってもらった物です。


私の実家からの着物は、祖母が和裁士だった割りにたった二枚しかやって来ませんでした。それから帯が2本で一本は単の帯だったのですが古くなっていて大整理の際に捨ててしまいました。もったいなひ。






ふだん着物宣言〜在宅勤務・育児・お針あそび・読書の日々〜





母は殆ど着物のことは無関心です。分からない、といっても過言ではないと思います。だけれど嫁入りの時に若い時にお稽古で着ていた(着させられていた)着物を2枚と名古屋帯を1本羽織を1枚半幅帯を1本持たされたようでした。その着物たちは箱に入ったまま、母が22歳で嫁いで還暦を迎えた頃、私が着物に目覚めて私のところへやってきました。


当時私はただのOLで、着物のイロハも分からない、ただキモノは良いな、着てみたいな、よし、着てみよう!という感じで、その頃お手本となるのはいわゆる大正ロマン系とか銘仙はカワイイ、というような着物価値観の溢れるキモノフォト本でした。


一番好きだったのは「はじめてのアンティーク着物
」という本でマリンバ奏者の通崎睦美さんという人の着物姿の可愛かったこと!




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そうなると、私の母から譲り受けた着物たちはどうにもこうにも「中途半端」なんです。


中途半端なレトロ感。要するに古臭いだけ、というか・・・。




それで、私は着物類はリサイクル着物ショップとインターネットのポリエステルを買い求めてルンルン♪している着物の日々でした。






ところが毎日着物を着るようになって10ヶ月。


やっと私には祖母の選んだ着物の優秀さが分かるようになりました。


「着物を着てみたい、そうだ、着てみよう」と思いたって毎日ではなくても着物を着るようになった二十代半ばから数えてほぼ10年の月日が経とうとしています。





長くなるので続く。


こなつ



posted by 夏 小奈津 at 22:01| 着物と物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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