2013年08月20日

久々に着物の本など借りてみたり。

夏休み真っ盛りの娘と図書館へ行く。相変わらずアンパンマンが大好きな娘。それからゾロリ先生やらなにやら。

なんとなく久々に着物の本を眼福にしたくなり、きくちいまさんの新刊「きくちいまの大人かわいい着物読本 」、それから以前も借りた記憶がある「かんたん可愛い もめんの着物 ~コーディネートとお出かけ案内~ 」と、



今月のピックアップの棚にあった「和雑貨と暮らしてみる。―非日常でノスタルジックな暮らし。」という本。

きくちいまさんの大人かわいい、が期待していたより良かったー。いつもよりポップ感が抑え目で着物も着物と帯のコーディネートも上品で大人っぽい感じ。半巾帯のバリエイションが何種類も載ってるし、なんとか熨斗結びとかいうほかの本では見たこともないような結び方も載ってたのが新鮮でした。

やはり同じ人が書く本ではあるのである程度いい意味で筋が通っていて、読む側としては一冊持ってるからいいかなあ、ってここ数冊きくちいまさんの本からは遠ざかっていたのですが、今回の一冊はもういちど手に取って損しないな、って思える。時の経過を感じる本だったのかな。

きくちいまの大人かわいい着物読本/主婦と生活社
¥1,260
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君野倫子さんの本はこの人のショートカットと着物姿がとてもモダンで素敵だな、と常々思っているのですが、いい意味でもそして少し残念な意味にもなるかもしれないけど、なぜなのか「これっ!」というインパクトのあるところがなくて胸に響いて来なくって、「えっと・・・これ、読んだっけ?」みたいな感じになるのだ。だけど、たぶんこういうところが「巷に交わって少しも違和感がない」モダンさ、とか「洋服の続き」的ワードローブの幅であるところの着物、に通じているんだろうから、これはこれで参考になるし、ついつい手に取ってしまうのであった。


【送料無料】 かんたん可愛いもめんの着物 コーディネートとお出かけ案内 / 君野倫子 【単行本】
¥1,470
楽天

いつかこうやって着物生活を5年10年と続けていけばこんな風に眼福な箪笥になるのだろうかと自問すれば、どうやらなれそうにもない、という心の返事が聞こえる。1000円しなかったわーなんてほくほくとプレタの浴衣をポチっているようではな・・・。

それからもう一冊借りてきたのがアイロン王子なる人の本で、この人がNHKのまるとくマガジンだっけか?出てたときに、制服のアイロンとブラウスのアイロンが気になって観てたから、図書館で見つけて借りてきた。

お得だったのが、「浴衣」のアイロンが載っていたところ〜〜!(「着物」はスチームだけで仕上げる!とか!!)



おおおお!!
この本買っちゃおうかなあ。



魔法のアイロン上達本  アイロンなんて大きらい!でも・・・/世界文化社
¥1,000
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図書館大好き!!
こなつ

posted by 夏 小奈津 at 19:43| Comment(4) | 着物、きもの、キモノ 〜着物読書録〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月25日

青木玉「きもの暮らし―着こなしの知恵と楽しみ」

青木玉さんと吉岡さんという染物作家の方の対談の本を読んでいます。きもの暮らし―着こなしの知恵と楽しみという本で先日図書館でつかんで借りてきたものです。対談集って普段はあまり読みませんが、これはタイトルが気になって借りてきました。知恵、楽しみ・・・。


うーん、まあ、いまどきに着物を着るっていろいろあるよね、若い子にはこうやって着物に触れて欲しいけどねえ、でもちょっと難しいよね、現代は、みたいな話に終始している感はありますが、ところどころ幸田文の話を交えつつ着物の醍醐味や昔はこんな風に着てたわ、という生きた着物暮らしを読むことができます。



きもの暮らし―着こなしの知恵と楽しみ/青木 玉

¥1,575
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一番「へえ!!」って思ったのは、青木玉さんが着たきりすずめだったっていうくだりで、こういうとちょと語弊があるのかな。冬になると着物を着るようになる、という娘時代の話。
お正月に新しい着物を下ろして夏に着物から脱皮し、また着物を着るようになると次のお正月まではその一枚をずぅぅっっと着る、という。とにかくお出かけするんでも家事をやるんでもその一枚しか与えられない。よそに行くのにもとにかくそれを着ていくから出来るだけきれいに着るように、傷まないようにと工夫して着る。家事のやりやすいように着て、外出する前には着なおして出かける、という。

$ふだん着物宣言〜在宅勤務・育児・お針あそび・読書の日々〜

それで私最近ちょっと思ってたことがありまして、やっぱり、着物は短めに着たほうが家事は断然やりやすいのよね。やりやすいってことは「やる気がでる」ってこともある。だけど、そのまま外出するとすっごく「つんつるてん」な感じがするのよね。ウィンドーに写った自分の姿がすごく無様なわけ。てか、もうキレイにきたって無様なのにさ、この上ない。
キリリとした着物姿というのには程遠いのね。
だからやっぱり着物の裾を少し下げた方が少しはかっこいいなあと思うから今日は銀行行って・・・とかって日には少し長めに着る。すると家事はやりにくくて・・・

だから、着なおせばいいんだよねーって。
簡単な事だったよねーってこの部分を読んで思いました。うん。


この辺ではまだ着物で生活している人を時々見ることができるんですけれどね、スーパーで60代位の着物のおばさんに会うことがあります。大体紺色の縞の木綿の着物を着てて紺色の足袋を履いているんだけれど、足首の所までの丈できりりとコハゼの足袋が見え隠れするのね。
ああ、かっこいいなあと思う。あんな風になりたいって思うけれど、ああ、程遠いよ。



こなつ
posted by 夏 小奈津 at 18:35| Comment(2) | 着物、きもの、キモノ 〜着物読書録〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月22日

普通の毎日と「豆千代の着物モダン」

着物の下着類を洗うと干す場所を結構取ってしまうので、「もう少し少ないときにしよう」「そうしよう」と思っているうちに二組も溜まってた・・・。
かえって干す場所を取っている件。

伊達締めの洗い時はシワシワになって紐状に、「殆ど紐??」みたいな状態になったら洗うことにしています。洗おう、洗おうと思いながら使っていた伊達締めもやっと洗濯。

ふだん着物宣言〜在宅勤務・育児・お針あそび・読書の日々〜


図書館で豆千代の着物モダン (マーブルブックス)という本を借りました。豆千代さんの本はいつもアマゾンで「オススメ」されるんだけれど、レトロモダンな感じってかわゆいなあってみるけれどぜんぜん参考にならない、って思っていたのでずっと知らん振りしてきたのでした。レトロモダンって見る分には可愛いけれど私の生活の中には絶対入り込む余地がないと思う。むしろ図らずもレトロになっちゃっていることがあったとしてもけしてモダンにならないのが私なんだわ。


ってもう、殆どあきらめの境地に達してるから入る余地ないの、レトロモダン。


別に悪口でもなんでもない。


豆千代の着物モダン (マーブルブックス)/豆千代 mamechiyo

¥2,100
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でも、読んでみたら意外と面白かった。興味深かった。別に思ったほどクドくなかったし。
要するに豆千代モダンというお店の着物かアンティークの着物を豆千代さんがコーディネートした物を見せてくれてしかもこういうところに気をつけたとかこういう風にしてみてもいいかもね、という「見立て」コーディネートだとか何かをしてくれた写真を見るだけの本なのですが意外と読むトコロもあって、豆千代さんの「江戸」「江戸時代」「粋(いき)」「粋(すい)」「はんなり」なんかを簡単に分かりやすく教えてくれるという感じの本。

私が個人的に面白かったのはずばり、エプロン の記事でした。
割烹着を持っていなかったとき、着物にエプロンをつけて普通に家事をやってたのですが夫に「すげえ取り合わせだなあ」と言われたことがあって、なんでよ、可愛いじゃない?って思っていたのです。なんていうか・・・昭和な小料理屋の女将さん的可愛さっていうか・・・。で、まさに豆千代さんのエプロンがそこら辺に根付いたエプロンでして。
私は今は割烹着派ですけれど、自分が今持っているエプロンも大事にしてやろうって思えました。


着物生活を始めて一年過ぎました。
少しずつ、少しずつ、自分らしい着物生活になってきたかな。
いろんな選択肢が増えつつも余分な所をそぎ落とす努力をしつつ。
着物の本は着物生活の参考になることももちろんだけれど、こういうのが好き、嫌いっていうのがだんだん分かってくる物差しになる。

今日もありがとう!
こなつ


posted by 夏 小奈津 at 23:17| Comment(2) | 着物、きもの、キモノ 〜着物読書録〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

帯に上下があった話。



夫に「着物男(着物を普段に着る人)」になって欲しくて 「男のふだん着物 」という本をプレゼントした事がある。結婚して6年。夫が結婚前に住んでいた家を片付けたときに出てきて、いま我が家のトイレの棚にある。



トイレにおいてある本、というと、私の実家ではトイレに新聞、雑誌など本の類を持ち込むのは禁止であった。自分の本は持ち込んでもいいけれど、持ち込んだら必ず持ってでる。当たり前だと思っていたが、少し大きくなってよその家に行ってトイレを借りた時に、意外とトイレの中に本や通販のカタログが置かれているのをみて「へえ」と思ったことがある。私は一人暮らしも3年ほどやったけれど、本を持ち込んでおいてあることもたまーにはあった。



それはさておき。

男のふだん着物/鴨志田 直樹
¥1,470
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この「男のふだん着物 」と言う本、女性が読んでも十分楽しめる本で、コーディネートの仕方や褌の締め方なんかも載ってて面白い。ふむふむ、これは私もやりたい、と思ったり思わなかったり。本の後ろのほうに筆者の顔写真があって、おお、この人が着物を着てたら確かにかっくいいなあと言う感じ。


で、そこに書いてあって初めて知ったのが「帯には上下があると言われている」ということ。

いや、もちろん、植物柄や生物柄はやっぱりしっくりくる上下ががあるのだろうということは分かる。でも、献上柄や縞柄に上下があるというのは知らなかった。筆者の鴨志田さんは「帯には上下があると言われているけれども、気にしないで好きなほうを上に、下にして締めたらいいし、そうやって雰囲気を変える事ができる」と考えているみたいでなるほどなるほどーと。


で、どっちが下なの?っていうと、縞や献上柄などの帯の柄の沢山あるほうが下。要するにバランス的にも自然ってこと?こやっておいておくと確かに柄が沢山のある方を下にした方が安定するかも。



と言う事は、この帯は、これで、上下があってるってこと。



これは違うな。面積が多い方が上になっているので、上下逆ということになる。

やっぱり関西巻きにしてるからか?(その記事は ココ  )
ふだん着物宣言〜在宅勤務・育児・お針あそび・読書の日々〜


それからこれも、上下が逆ということになります。

これは半幅帯なので義母の折癖はあまり関係ないと思うのですが、もしかするとそういう関係もあるかもしれないです。(貝の口の結びにするときに半分に折ってある癖のあるほう側をテにして結ぶ。)


ふだん着物宣言〜在宅勤務・育児・お針あそび・読書の日々〜



なるほど、面白いですね。



読んでくれて、どうもありがとう!

こなつ


posted by 夏 小奈津 at 23:08| 着物、きもの、キモノ 〜着物読書録〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月10日

日本映画 「都会という港」

読書ではないんだけれどこのカテゴリに入れる。


日本映画チャンネルで「都会という港」という映画をやっていた。山本富士子さんという女優さんが主演で、もう知らない俳優さんばかりだけれど着物が沢山出てくるのでつい見てしまったら意外に面白かった。


山本富士子さんの演じる双子の姉妹のお姉さんがいつも着物を着ていたのと、一回しか出てこないんだけどその同級生の人も着物を着ていてその着こなしがとても面白かった。


以前読んだ笹島寿美の「ひとりでキモノを着る本 」 (読書録はココ )と言う本を読んだ時に、お太鼓の形について書いてあって、それはお太鼓の形で個性を出せます、みたいな事だったんですが、ずいぶんとひしゃげた四角に結んだり、タレだけきゅっと曲げたりなんかする結び方が載っていたのです。

普通しないっしょ、って思ってさらっと読んだんですが、そのお太鼓がこの映画に出てきて「これー!!!!」と思った次第でした。


それが、その上にかいた同級生の人の着物姿でこの人はすっごく個性的な着方をしてた。多分痩せているというのもあると思うんだけど、ウエストの帯の部分をぎゅぎゅっと結んでお太鼓をまげているのでちょうどゆるいSの字のような姿勢、ほら、竹久夢二みたいな。


山本富士子(姉役)のキモノはとってもしっかり者、お嬢さんらしく、キリっと着こなしている。帯締めの位置が少し下のほうで締められていたのが印象的。



この映画は1958年の映画らしいけれど、多分当時はまだまだ着物を着ている人も沢山いて個性的な着方をする人も沢山いたんだろうなと思う。そういうのが「個性的」ですんだ時代なんだな。

今はきちんと着ないと「だらしない」って思われちゃいそうな感じ。

やっぱり着物は「ハレ」の日のものになっちゃったんだなあって改めて思ったのだった。



こなつ



posted by 夏 小奈津 at 21:39| 着物、きもの、キモノ 〜着物読書録〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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